うつ病ってどんな症状が出るの?磁気刺激治療って?

うつ病は様々な症状が出る

うつ病の症状は非常に多いです。気分が滅入って抑うつ状態になったり、特に理由もないのに不安な気持ちになったりします。意欲が湧かず、何をやっていても楽しくない、といった状態になることもあるのです。それ以外にも、好きで打ち込んでいたことに興味を失ってしまったり、集中力が低下するといった症状もあります。また、焦燥感に駆られたり、イライラが起こったりもします。

身体的な症状としては、睡眠障害や食欲の低下などが挙げられます。食事をしているのにも関わらず体重が減ってしまったり、慢性的に下痢や便秘が続くといった症状もあります。睡眠障害の具体的な例としては、横になっても全く眠気がこない、ぐっすりと寝ていないのに突然夜中に目が覚めてしまう、といったものがあります。

磁気刺激治療について

うつ病の治療法は、向精神薬を服用する方法や、電気けいれん療法など様々です。しかし、薬を服用することに抵抗があったり、電気を使った治療法が怖い、という方には別の治療法をおすすめします。磁気刺激治療はアメリカで開発された最新の治療法で、文字通り磁気を使って治療を行います。磁気を使って脳の一部に働きかけることによって、脳を活性化します。脳の中で機能が低下している部分を元に戻し、うつ病を改善していこうという試みです。

この治療法は、日本の厚生労働省にあたるアメリカの食品医薬品局から許可を得ており、副作用が少なく安全性が高いと認められています。日本国内でも徐々に導入されはじめ、脳卒中後のリハビリの治療法としても用いられています。「経頭蓋磁気刺激法」「TMS」「TMS治療」など、様々な呼び方があります。

TMSとは、「経頭蓋磁気刺激法」の英語名「transcranial magnetic stimulation」を略したものです。うつ病、耳鳴り、強迫性障害などの精神的な病気の治療に効果があると期待されています。