うつ病にまつわる誤解や具体的な体調不良について

うつ病について誤解されている事

「うつ病は心の病」等とよく言われていますが、厳密には脳機能の体調不良です。脳のパフォーマンスが、いわゆる普通の状態に比べて著しく落ち込んでしまうのがうつ病の原因です。気持ち次第で症状が突然治ったり、気合いと根性が足らないのでうつ症状が現れる、という事はありません。さらに怠け者だからなりやすい、という体調不良でもなく、どちらかというと毎日勤勉に学業やお仕事に精を出す真面目な性格の持ち主の方が実際は患いやすいです。うつ症状は筋トレで治る、運動不足がメンタル不調の原因だという意見もありますが、現実的にはプロのアスリートの方々もうつ病に至る事があります。もちろん適度な運動は精神衛生上、大事ですが筋トレが予防になったり、運動不足だけが原因でうつ病を発症するわけではありません。

うつ病の具体的な症状とは?心身の両方に気になる点が

うつ病の具体的な症状は、個人によって微妙に異なります。心の方に大きな不調をきたす方もいれば、肉体面に気になる症状が複数出る方もいます。心の体調不良でよくあるのが、極端なネガティブ思考です。現実的にはありえない程、低い確率の出来事を本気で心配してしまったり、特に理由もなく自分や家庭の将来を絶望的に考えてしまう等です。うつ病になると趣味や娯楽への関心を突然失ったり、物事すべてが虚しく感じられる等、心のバランスが崩れます。

肉体面のうつ症状ですが、何とも言えない疲労感や倦怠感を常に抱えていたり、頭痛やめまいに悩まされる等です。食欲不振に陥ったり、反対に暴飲暴食の習慣が出来てしまったり、夜更かしや不眠の症状が出るのもうつ病の悪影響です。

光トポグラフィーとは、近赤外光を用いて大脳皮質機能を脳表面に沿ってマッピングし、抑うつ症状の鑑別に用いられているそうです。